無理にやめさせるのではなく、声をかけたり、おもちゃや手遊びなどで興味をそらせ、一緒に遊んであげることがお勧めです。寝るときの指しゃぶりには、手を握りながら添い寝をしてあげるなどして、自然と指しゃぶりがなくなるように誘導してあげましょう。お子さんとのふれあいの時間を大切にし、ゆったりした気持ちで向き合い、根気よく待つことも大切です。また、指しゃぶりの程度がひどい場合は、ストレスなど情緒的な要因も考えられますので、その要因を取り除くことも大切です。
館山市としては以下のような方法を提案します。
〇手を使った遊びを親子でやってみる
→ブロック、パズル、積み木タワーなど
積み木で遊ぶ際は、親指と人差し指を用い、積み重ねる動きを練習してみましょう。右の写真のようにタワーを作ることもお勧めです。
〇スキンシップを多くとる
→おやつの時間、室内遊びの時間等でスキンシップを取りましょう。退屈な時間をなくすことで、指しゃぶりが減る可能性があります。指しゃぶりが癖になっていると感じたら、お子さんの手を握ってあげましょう。
〇こどもの生活リズムを整える
→起床、食事、お昼寝、入浴、寝る時間などを一定にする。子どもの睡眠時間の確保は発育・発達において、とても重要です。
〇寝る前に本を読む
寝る前は、スマホなどの電子機器の音や光等の刺激を与えることは避け、保護者の声で安心感を与え、穏やかな睡眠環境を整えることが大事です。