メディアとの付き合い方

 メディアと聞いてどんなものを思い浮かびますか?ここでのメディアとはテレビ、DVD、電子ゲーム、スマートフォン、タブレット端末などの電子映像メディア機器を指します。

 お子さんがぐずって泣いたりしたときなど、ついメディアに触れさせてしまうことがありますよね。静かにしているからといって長く見せてしまうことはありませんか。

 メディアは私達の生活にはあふれていて大変便利ですが、特に小さな子どもはメディアによる悪影響を大きく受けることが分かっています。

 子どもは生後すぐから3歳頃までに脳や体が大きく発達します。その時期に触れた体験が、将来の人格やコミュニケーション能力、学力などに大きな影響を与えます。

 メディアは私達の生活にはあふれていて大変便利ですが、特に小さな子どもはメディアによる悪影響を大きく受けることが分かっています。

 子どもは生後すぐから3歳頃までに脳や体が大きく発達します。その時期に触れた体験が、将来の人格やコミュニケーション能力、学力などに大きな影響を与えます。

 悪影響の例として・・・
・言葉の発達の遅れやコミュニケーション能力が育たない
・親子間での愛着形成が進まなくなる
・脳の疲弊により感情のコントロールが難しくなり、かんしゃくを起こすようになる
・視力の低下
・睡眠障害
 などが挙げられます。

では、どうしたらいい?
 子どもが発達していく段階において、できるだけメディアから離してあげることが重要です。そのためには、保護者がメディアとの接触時間について意識し、ルールを作るなどしてしっかりと管理していくことが大切です。

具体的には・・・
 2歳未満の子どもは極力メディアとの接触を減らし、2歳以降のメディアの使用時間は2時間までを目安にしましょう。

 また、保護者の皆さんもメディアを見ている時間が長くなり、メディアを使用している間、知らず知らずのうちに、子どもの目を見ることが少なくなっていませんか?

 メディアは一方的な刺激になりますので、人と人とのやりとりが成立しません。コミュニケーションをとる時に、目を合わせることはとても重要です。メディアを使用するかわりに、お子さんと目を合わせながら、見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れるといった五感のバランスを育てるふれあい遊びをしたり、たくさんの豊かな言葉を与えることができる絵本を読んだりして、親子の楽しい大切な時間を過ごしていきませんか。