絵本には、楽しく、豊かな想像力を育ててくれる言葉がたくさんつまっています。大人が子どもに絵本を読んであげるということは、お父さん・お母さんの語りかける言葉を耳で聞き、言葉を覚えたり、絵本の世界を想像したり、登場人物の感情に共感したりなど、良いことがたくさんあります。
★年齢に応じた絵本の選び方
0歳 はっきりとした色や絵の絵本
1歳 音の繰り返しのあるリズム感のよい絵本
2歳 日常生活にまつわる絵本
3歳~ ストーリー性のある絵本

季節感のある絵本、こども自身が選んだ絵本もおすすめです。対象年齢にこだわらず好きな絵本を選び、絵や言葉を楽しんでみましょう。
館山市図書館では、「図書館おすすめ」として、年齢別のおすすめ絵本を紹介しています。
千葉県でも、子どもの読書活動啓発リーフレット「図書館司書が選んだ『子どもに読んでほしい本100選』として、年齢別のおすすめ本を紹介しています。
絵本の読み聞かせは、親と子の絆を深める大切な時間です。お子さんを膝にのせたり、一緒に布団に寝転がって絵本を読むひとときは、親と子の気持ちが自然に寄り添い、通い合う幸せな時間です。5~10分程度で読み終えられますので、親子のリラックス時間として読み聞かせを始めてみませんか?

館山市図書館では、子どもたちに本の世界に親しんでもらえるよう、絵本の読み聞かせを行っています。どんな風に読み聞かせをしたら良いのかわからないという方は、ぜひ、図書館に足を運んでみてください。
お子さんの中には、同じ本を繰り返し読んで!という子がいるかもしれません。読む方は飽きてしまったり、他の本を読ませた方が良いのかなと悩むこともあるでしょう。
実は、この「繰り返し読む」ことは、お子さんが刺激や情報を繰り返し感じて楽しむことで、ものごとを理解する力や興味を掘り下げていく力が育っていき、ことばの習得や理解力を伸ばすことに繋がるといわれています。ぜひ同じ本を繰り返し読んであげてください。